知床・油汚染海鳥漂着死体の回収について

おはようございます。web staffです。
知床のたいへん重要なニュースについてお届けします。


知床で油にまみれた鳥の死体が多数漂着した、というニュース、もうご存じかと思います。
>> http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060302&j=0047&k=200603028437
こんなにたくさんの鳥が死んでいた、ということはもちろんのこと、
ニュースには書いていない2次被害も重要な問題です。
この油にまみれた鳥をキツネやワシ、ワタリガラスなどの希少種が食べ、
またその死がいが・・・・
という危険があるわけです。


そこで、環境省網走支庁が中心になって死がいの回収作業を行うことが決定しました。
斜里町による経過報告
>>http://www.town.shari.hokkaido.jp/he2005/umidori/umidori2.html


下の方にも書いてありますが、転載します。

当初3月3日(金)に予定していましたが、降雪のため死体の確認が困難な状況となりましたので、 3月6日(月)実施となりました。
ボランティアとして回収に参加いただける方は斜里町ウトロ港のウトロ漁業共同組合前に午前9時お集まり下さい(漁協周辺には駐車場はなし)。なお実施については、今後の降雪状況、当日の天候によって変更も生じる場合があります。最終判断は6日(月)朝6時に行いますので同時刻頃ご確認下さい。
斜里町役場 電話0152−23−3131)

一部報道で、28日調査での確認数189羽と1日野鳥の会調査584羽を単純に足して確認数約770羽とするものがありましたが、両調査区間は重複しており誤りです。

油汚染漂着海鳥回収作業

●実施主体
環境省釧路自然環境事務所・北海道網走支庁・網走土木現業所・斜里町網走海上保安署・斜里警察署

●協力団体(2日現在)
ウトロ漁組 斜里第一漁組 
日本野鳥の会オホーツク支部、知床野鳥の会、知床財団、知床ガイド協議会・知床 の海岸をきれいにし隊、自然公園財団知床支部、東オホーツクシーニックバイウェイ 推進協議会)

● 実施日時
3月6日(月)に実施ウトロ漁業協同組合前 9:00集合(〜12:00頃まで)
       (最終天候判断当日AM6:00 斜里町役場0152−23−3131)
   
●個人準備物
ゴム手袋、長靴(あれば胴長)、汚れても良い暖かい服装、 マジックペン、あれば火ばし、用意できればゴミ袋、(昼食)

●その他
・海岸は滑りやすく危険です。足元の備えは十分に!
・2日現在で現地沿岸は新たに降った積雪が15cmほどあります。
テトラポット・流氷帯など危険な場所には近づかない。単独行動はしないでください。
・今後も状況に応じて回収作業を継続します。

これに加えて、鳥についている油が何だか不明なため、マスクなども持って行った方がよい、とのことです。平日朝からですが、お時間ある方はぜひ参加してください。


それから3/6(月)に雪に埋もれて取りきれない鳥もいるので、長期での人材登録も募集しているそうですので、お近くの方はぜひ!登録してください。

■活動団体
■参加者氏名
■連絡先(携帯番号で結構です)
■人材登録の可否
を明記の上
下記までご連絡願います。

<連絡先>
NPO SHINRA
担当:西原・畑谷
nishihara@shinra.or.jp
knulp@shinra.or.jp

TEL 01522-2-5522
FAX 01522-2-5524

NPO SHINRAの回収作業の様子
>>http://www.shinra.or.jp/archives/staff/2006/03/post_102.html